適切な対応が命を救う!急性アルコール中毒の4つの救護方法

急性アルコール中毒 対処

 

お酒を飲む時に気を付けたいのが、「急性アルコール中毒」です。

 

どんな人にでも起こる危険性があり、重篤になれば命を落とす可能性も否定できません。

 

「自分は大丈夫」と思わず、急性アルコール中毒の対処法を知っておくことは重要と言えます。

 

そこでこの記事では、急性アルコール中毒が起こる仕組みを理解しつつ、実際の対処方法病院での治療について紹介していきます。

 

  • 急性アルコール中毒の判断基準とは?
  • 急性アルコール中毒に見られる主な症状
  • 生存確率を大きく左右する4つの救護方法とは?
  • 1:重度の場合は無理に吐かせようとしない
  • 2:毛布等を使用して体温低下を防ぐ
  • 3:水やお茶を少しずつ飲ませて排尿を促す
  • 4:危険を感じたら迷わず救急車を呼ぼう!
  • 急性アルコール中毒の治療方法とは?

 

 

急性アルコール中毒の判断基準とは?

 

急性アルコール中毒 対処

 

お酒に含まれるアルコールを、大量に体内に入れると、肝臓の分解が追い付かなくなり血液内に毒性を持つアルコールが入り込みます。

 

血液中にどれだけアルコールが入ったかは、「血中アルコール濃度」で確かめられ、その濃度に応じて症状が変わってきます。

 

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脳の麻痺が始まる「ほろ酔い」状態

 

血中濃度が0.02〜0.1%程度で、ほろ酔いになります。

 

リラックスし気持ち良いですが、すでに脳の麻痺が始まっている状態です。

 

 

正常に歩けなくなる「酩酊」状態

 

血中濃度が0.1〜0.3%に達すると、酩酊になります。

 

理性をつかさどるとされる「大脳皮質」の活動が急激に低下し、大脳辺縁系(感情や本能をつかさどる)の活動が活発に。

 

すると言われたことを、ストレートに反応するため怒鳴ったり、急に泣き出したりと情緒不安定になります。

 

この状態が続くと、小脳にまでアルコールの影響が出始め、運動能力に影響が生じ、足元のふらつきや呼吸の乱れが生じるのです。

 

 

一人で立っていられない「泥酔」状態

 

血中濃度が0.3%以上になると、泥酔になります。

 

脳の麻痺が海馬にまで広がり、意識レベルが急激に低下していく状態です。

 

一人で立ち上がることも、歩くこともできず、自分が何を話しているのか分からなくなります。

 

呂律が回らない範囲を超え、「もにゃもにゃ」と言葉にならない声を発します。

 

 

意識不明となる「昏睡」状態

 

血中濃度が0.4%以上になると、昏睡となります。

 

脳の麻痺が脳全体に広がり、呼吸中枢など生命活動に欠かせない部分が正常に作動しなくなるのです。

 

昏睡状態になると、大声で呼びかけても反応がなくなり、つねったりしても意識がなく、生命の危機に陥ります。

 

 

どのステージに突入すると、急性アルコール中毒と判断するのか、その線引きは非常に難しいのが現状です。

 

しかし周囲に人がいる状況では、血中アルコール濃度が0.3%を超える「泥酔」になると、明らかに様子が違ってくるので救急車を呼ぶなどの対応を取ります。

 

ですから、泥酔状態になればいつでも急性アルコール中毒になると考えてください。

 

 

急性アルコール中毒に見られる主な症状

 

急性アルコール中毒 対処

 

血中アルコール濃度の正確な数値は医療機関で検査しなければ、どうなっているのかは分かりません。

 

しかし相手の態度、症状によって危険な状態なのかどうかが分かります。

 

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大量にアルコールを摂取すると、急激に濃度が上昇するので急性アルコール中毒として、いくつかの特徴的な症状が見られるようになるのです。

 

代表的な症状は以下の通りとなります。

 

  • 頭痛
  • 嘔吐
  • 運動失調
  • 意識障害
  • 低体温
  • 呼吸困難

 

アルコールは脳を麻痺させ、脳の外側の機能から低下させていくと言われますので、大脳皮質が最初に麻痺します。

 

続いて脳の中心にまで麻痺が進み、運動や呼吸といった生命維持に欠かせない重要な機能も失われ、場合によっては死亡してしまうのです。

 

これらの症状が段階的に悪化していくようなら、すぐに救急車を呼び医療機関への受診が必須となります。

 

 

生存確率を大きく左右する4つの救護方法とは?

 

救急車が到着するまでの間の、周囲が用いる応急救護が生存確率を大きく左右することをご存知でしょうか?

 

次からは、救護方法について、効果的なものを4つ紹介していきます。

 

 

1:重度の場合は無理に吐かせようとしない

 

急性アルコール中毒 対処

 

急性アルコール中毒に見られる症状が出たら、冷静に判断して応急処置を施しましょう。

 

ほろ酔い程度の状態であれば、積極的に吐かせるのが効果的

 

しかし意識がもうろうとしているような、泥酔状態の時は逆に吐かせると嘔吐物が喉に詰まって窒息死する恐れがあるので無理に吐かせてはいけません。

 

もし吐かせるのであれば、必ず付き添いをつけて窒息していないかをチェックするようにしてください。

 

寝かせるときも、仰向けに寝かせると嘔吐した時に窒息する危険性があります。

 

必ず横を向かせて、嘔吐しても喉に詰まらずに自然と口外に出るようにしましょう。

 

 

2:毛布等を使用して体温低下を防ぐ

 

急性アルコール中毒 対処

 

アルコールは血管を膨張させる効果があります。

 

血管が膨張すると体温が低下する心配があり、たとえ夏場でもそのまま放置させると凍死する危険性も。

 

急性アルコール中毒になると、低体温になり寒気を感じるため体をガタガタを震わせる現象が見られます。

 

そのため毛布や上着をかけてあげるなどして、体温の低下に気を付けるようにしましょう

 

 

3:水やお茶を少しずつ飲ませて排尿を促す

 

急性アルコール中毒 対処

 

急性アルコール中毒の症状が見られるが、まだ意識がはっきりしている時は、水やお茶をゆっくり飲ませてください。

 

血中アルコール濃度を下げるには、排尿させるか吐かせるしかありません

 

アルコールには利尿作用もあるので、水分を摂取すれば排尿をする量も増えていきます。

 

少しずつ血中アルコール濃度を下げるようにしてください。

 

 

4:危険を感じたら迷わず救急車を呼ぼう!

 

急性アルコール中毒 対処

 

急性アルコール中毒は体内に大量のアルコールが入り込むことで起こります。

 

今のところ解毒薬などはありませんので、血中アルコール濃度を下げるために点滴をして、排尿をさせるしかないのです。

 

症状が重い場合、できることは限られるので躊躇わずに救急車を呼ぶようにしてください。

 

未成年者に飲酒をさせて、急性アルコール中毒になったのだが、救急車を躊躇った為に死亡したという事案も頻繁に発生しています。

 

どんな状況だろうと、救急車を呼び専門的な治療を早急に受けなければいけません。

 

症状が重篤だったら救急車を絶対に呼びましょう

 

 

急性アルコール中毒の治療方法とは?

 

急性アルコール中毒 対処

 

救急車で病院に運ばれた際、どのような治療を行い、どの程度の費用がかかるのでしょうか?

 

結論から言うと、アルコールを解毒してくれる薬は存在しませんので、自然と体外へ排出されるのを待ちます

 

症状の程度に合わせて、適切な処置が施されアルコールが体外へ排出してくれるのを手助けする訳です。

 

多くの病院で実施されているのが、「点滴」と利尿薬の投与。

 

点滴量は500〜1000ml程度で時間にして1〜2時間です。

 

利尿薬の作用もあり、通常よりも早く尿からアルコールの排出が行われ、血中アルコール濃度が低下します。

 

重篤な場合は血液透析など、症状に合わせた処置が行われ、入院するケースもあるほど。

 

費用は治療方法により異なりますので、「いくら」と断定はできません。

 

    〜まとめ〜

  • 急性アルコール中毒の判断基準とは?
  1. 脳の麻痺が始まる「ほろ酔い」状態
  2. 正常に歩けなくなる「酩酊」状態
  3. 一人で立っていられない「泥酔」状態
  4. 意識不明となる「昏睡」状態
  • 急性アルコール中毒に見られる主な症状
  • 生存確率を大きく左右する4つの救護方法とは?
  • 1:重度の場合は無理に吐かせようとしない
  • 2:毛布等を使用して体温低下を防ぐ
  • 3:水やお茶を少しずつ飲ませて排尿を促す
  • 4:危険を感じたら迷わず救急車を呼ぼう!
  • 急性アルコール中毒の治療方法とは?

 

急性アルコール中毒は、血中アルコール濃度が0.3%を超えた段階で判断されるケースが多いです。

 

周囲の適切な応急救護が、患者さんの生存確率を高めてくれるので、症状に応じた対応を理解しておくことが大切。

 

危険な状況と分かったら躊躇わずに救急車を呼び、専門的な治療を施してもらいましょう。

 

その場にいる人の判断が、患者さんの命を救うことを忘れないでください。

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